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6月宮城クラゲ調査

  • 執筆者の写真: Kanchi
    Kanchi
  • 6月14日
  • 読了時間: 2分

今月もクラゲ採集に行ってまいりました。もう3回目なのでナビを使わずに回れるようになりました。6月に入り半袖で過ごす日も増えてきましたが、仙台はまだまだ涼しい!とても気持ち良い日が続いています。


雨が心配でしたが、この日は晴れでした!

さっそく第一ステーションでクラゲっぽいものを発見!

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二股に割れているように見えるクラゲは、、、チョウクラゲ?いや、チョウクラゲにしてはでかすぎる気もします。


掬ってみると

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何だ、ただのボロボロのミズクラゲでした。もう先は長くないと思いますが、海へお返ししました。


別の漁港ではこんなものが!これはマボヤですね。東北地方では酒のつまみとして重宝されています。出回ってるのはほとんど養殖のもののはずですが、これは野生です。水族館では見たことがありましたが、野生のものは初めて見ました!

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やっぱりこれが人にかなり近いとは思えませんよね〜。幼生の頃は背骨のような構造(脊索)を持っていて懸命に泳ぐことができます。よくホヤを貝だと思っている人がいますが、違います。ホヤはホヤなのです。

出島。でじまではなく「いずしま」とよみます。
出島。でじまではなく「いずしま」とよみます。

野生のマボヤを見てからホヤを食べてみたくなったので、お昼にはホヤ刺しをいただきました。

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ホヤはクセがあるらしく、愛媛大のホヤ研究者の先生には一度鮮度の悪いものを食べると二度と食べられなくなるからできるだけフレッシュなものを食べると良いと言われたことがあります。これはどう見てもフレッシュでしょう!恐る恐る食べてみましたが、とても美味しかったです。貝のような食感や味ですが、確かにちょっとクセがありますね。この量を二、三人でつまむのが丁度良さそうです。


さてお腹を満たしたらクラゲ採集再開。

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仙台に近づくとだんだん水が濁ってくるのですが、きれいなミズクラゲが一匹プカプカ浮いていました。


今月は先月と比べて季節が進んでいないように感じました。先月と比べて種数が半分以下の6種でした。顔ぶれもほとんど変わりませんでした。来月は航海で採集できませんので、8月にどんなクラゲに出会えるのか楽しみです!

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