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Kochi 2024 (March)
また高知県に行ってきました。​今回はいつもより長めで3週に渡って14日間滞在しました。​愛媛県を出発して黒潮研に行くのはこれが最後になるでしょう。滞在の途中に卒業式やらがあって帰らなければなりませんでした。旅費は10万円ほどでした。。。自腹です(泣)。でも間違いなく10万円分の成果はありました。ヒドロクラゲ類は一年でもこの時期にしか採れない種がかなり多いので、1年間研究室で実験するためには、いまの頑張りが全てなのです。

​途中、中部大学のみなさんが手伝いに来てくれました。でも残念ながら、その期間は全くクラゲが採れず。中部大メンバーが来る前と、帰った後にクラゲが採れたのでした。クラゲたちは恥ずかしがり屋なのか、そう簡単には会わせてくれないように見えました。もっと勉強してから来い、と言っているのかもしれませんね。それでも磯採集などでクラゲ以外にも様々な発光生物が見られました。戸篠さんが体調不良だったので一人でサンプリングしていましたが、けっこう捕まえられました。海の上から透明な数cmのクラゲを見つけるのって難しいんですけど、僕のクラゲ眼も徐々に育ってきたのかも。
光るウミウシも見つけました!
​ヒカリウミウシ(左)ベッコウヒカリウミウシかニンジンヒカリウミウシ(右)
こんな珍客も。ヒカリボヤです(ホヤではなくヒカリボヤはヒカリボヤ)。
​中部大学のみなさんは意外と硬い触感に驚いていました。見た目からはクラゲのようにぷにぷにしているのかと思ってしまいますが、実はしっかりしています。尾索動物は動物なのにセルロースを合成できますからね。
サンプリングは不漁でしたが、みなさん高知県の海の美しさに感動しているようでした。戸篠さん直伝の料理を振る舞ったので、高知県を心身ともに満喫してくれたと思います。僕も3月で四国を離れますが、年に1回くらいは高知県に来て癒やされたいです(え?愛媛は?)。
​柏島でイルカと黒猫がお出迎えしてくれました。高知に来たら、魚ですよね!マグロの心臓と胃袋は警戒しながら食べていましたが、すっかり気に入ったようで毎日のように食べたのでした。
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