11月宮城クラゲ調査

今月も毎月のクラゲ調査に行ってきました。先月は特筆すべきことがなかったのでブログにしませんでした（◯サボってただけ）。寒いのが億劫になってくると思っていましたが、この日はまだ暖かくて救われました。

出島も紅葉シーズンに突入しています。

定期サンプリングの目的は、宮城県のクラゲ相を調査することです。それなのに｢クラゲが全然いない！！こんな結果では論文に出来ないじゃないか！宮城のクラゲは少ないのかなぁ。｣なんて思いながら、段々とサンプリングに期待しない日々が続いていました。しかし、今月に入った途端、クラゲ種数が明らかに増えてきたのでモチベーションが再熱してきました。やっぱりヒドロクラゲは寒くなってくると増えてきます。

サンプリングしてたら侵入者

漁港に到着して荷物を出していると、いつの間にか猫が侵入しているではありませんか！餌はないよ。猫アレルギーなので、警戒しつつ、なんとか出てもらいました。

ハプニングに見舞われながらも、お昼は女川でおいしいマグロを食べて、今月のサンプリングは無事に終了しました。大学に帰るとソーティング開始です。現地では確認できたのに、大学に着くと死んで溶けてしまったりすることはよくあるので、現地で可能な限りメモしておくことが大事です。

ソーティングしていると、緑色蛍光が美しいクラゲを見つけました。3mmくらいしかありません。顕微鏡と図鑑を行ったり来たりして、コノハクラゲっぽいことがわかりました。コノハクラゲ、はじめてみました！1匹しか採れなかったのが残念、また来月、成長した個体に出会えることを期待します。

緑色蛍光が美しい！