気づいたら一ヶ月も更新していませんでした。いつも見ていただいている皆さん、ありがとうございます。1日はツバメのように一瞬で過ぎ去って行くのに、研究はカタツムリのような速度でしか進んでいません。息をつく暇もない2ヶ月でしたが、ようやく一息つける日がありました。
先日、海洋生物の生物発光・バイオインフォマティクスが専門のWarren Francis博士が名古屋まで来てくれました。実は、ウォレン博士と会うのは2回目でちょうど1年前に名古屋大でのセミナーのときでした。5月上旬、ウォレン博士が日本にいることを偶然知ったので、連絡してみたら直ぐに名古屋に来てくれました。野生生物に会うことを目的として日本の前には3ヶ月間をタイ、もう3ヶ月をマレーシア、ボルネオにてシュノーケリングやダイビングをして過ごし、桜が咲く頃に来日したそうです。バイオインフォマティシャンだからインドアなのかと思っていましたが、想像の遥か上を行くナチュラリスト、バックパッカーでした。
論文を読んでからずっと聞きたかった事など沢山のディスカッションは有意義なものでした(講演の写真は撮り忘れました)。生物発光の話題を共有できる人は世界でもほんの僅かなので、とても良い刺激と休息になりました。ちょうど、この日はウォレン博士の誕生日だったそうです。それから、クラゲ好きの名大生Tくんも特別参加してくれました。
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