4月宮城クラゲ調査
- Kanchi
- 4月28日
- 読了時間: 2分
今月から宮城県のクラゲを調査することにしました。先月滞在した黒潮生物研究所で戸篠さんのクラゲ採集(詳しくはこちら)に同行して自分でもやってみたくなりました。
光るクラゲを探すことが第一目標ですが、まずは宮城県のどこにどんなクラゲが出てくるのかを把握していなければいけません。宮城県は親潮が流れてくるので高知県では採れないようなものも多いはずです。
ということでGoogle mapを見ながら採集地点を選定していざサンプリングへ!!
朝6時に家を出て、2時間ほどで最初のステーションに到着しました。

ぱっと見クラゲはいませんでしたが、プランクトンネットを引いてみると小さなクラゲが入りました。これはいい!その後も気仙沼から南三陸のステーションを経由して出島に行きました。

出島の港はとてもきれいなトイレがついていて、名古屋大学の理学部G館とまったく同じ良い匂いがしました(これに気付ける人は仙台に2人くらいしかしないでしょう)。宮城県北部の漁港はトイレもあったり、駐車スペースもあってサンプリングに向いているところがたくさんあることに気づきました。愛知県や愛媛県は立入禁止、釣り禁止など場所が多くて良い地点が少ないのです(クラゲ採集は釣りではないが、不審に思われると色々面倒)。
出島から女川を通って仙台に帰ってきました。合計10地点を回って大学に着いたのは18時頃でした。つかれたー。
これで終わりではなく、むしろ始まり。取ってきた海水からクラゲを探し出します。2L×10地点の20L分から数mmのクラゲを探すので目も疲れてきます。見つけたあとも高知では採れないようなクラゲばかりだったので同定に苦戦し、作業が終わったのは22時を過ぎていました。サルシアクラゲやエダクダクラゲ、エダクラゲなど高知ではなかなかいないようなクラゲが採れて満足でした!また来月もたのしみです!
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